AIに商品名を渡すだけでレビューを書くと、説明は整っていても「誰が、どの条件で確かめたのか」が抜けがちです。購入を考える読者に必要なのは、もっともらしい感想ではなく、自分に合うかを判断できる材料です。
AIには記録の整理と文章化を任せ、使用経験・評価・最終確認は人が担当する。この記事では、この分担でレビューと比較記事を作る手順を紹介します。架空の使用感や売上実績は作りません。
紹介する商品が決まっていない方は、先にAIで商品・キーワードを選ぶ手順で読者の悩みを整理してください。
最初に「実際に試したこと」と「調べたこと」を分ける

公式サイトの説明は仕様の根拠になりますが、自分の使い心地を裏付けるものではありません。資料を三つに分けておくと、AIが推測を体験談に変えてしまうリスクを減らせます。
- 使用記録:実施した作業、利用環境、確認日、画面や写真、困った点。
- 公式情報:仕様・費用・利用条件の出典URLと確認日。
- 未確認:試していない機能、長期利用の感想、他環境での結果。
未使用の商品を扱う場合は「公式情報をもとにした紹介・比較」と明示し、「使って分かった」「初心者でも簡単だった」とは書きません。AIが作った画像も、使用実績を示す写真の代わりにはできません。
手順1:レビューの材料になる使用メモを集める
文章を先に作るより、次のシートを埋めるところから始めます。時間を計っていなければ、所要時間を後から推測して数字にしないでください。
商品・サービス名: 試した日とバージョン: 利用環境・前提知識: 達成したかったこと: 実際に行った操作: 確認できた結果: 迷った箇所と対処: 便利だった点と、その場面: 不便だった点と、その場面: 写真・画面・メモの保存先: 試していない機能:
「便利だった」だけではなく「どの作業で、何がどう変わったか」を残します。画面を使う際は、個人情報・顧客情報・認証情報を隠し、公開できる素材だけを選びます。
手順2:読者の判断に必要な順番で構成する
本記事では、次の構成を出発点にすることを提案します。すべての記事へ機械的に当てはめる必要はありません。
- 結論:向いている人・向いていない人。
- 検証範囲:何を、どの環境で試したか。
- 実際の手順と結果:画面や記録で説明する。
- 良かった点・不便だった点:具体的な場面を添える。
- 比較:読者に必要な条件に絞る。
- 購入前の確認事項:費用や利用条件の確認先。
- 次の行動:購入以外の選択肢も示す。
結論を「全員におすすめ」にせず、たとえば設定に時間を使える人と、設定作業を避けたい人とで判断を分けます。短所を形だけ一行入れるのではなく、その短所が誰に影響するかまで説明しましょう。
そのまま使えるAIへの指示文
あなたはレビュー記事の編集補助です。 対象読者:[誰が、何を判断したいか] 使用記録:[確認済みのメモ] 公式情報:[引用範囲を絞った事実・URL・確認日] 未確認事項:[未使用の機能など] まず、事実/筆者の感想/未確認を分類してください。 不足情報を質問し、その後に構成案を作ってください。 メモにない経験、数値、口コミ、順位を作らないでください。 「誰でも」「必ず」「最強」などの断定は避けてください。 購入しないほうがよい条件も整理してください。 未確認は本文で事実にせず、確認待ちとして分けてください。
出力後は、各段落を元のメモと突き合わせます。「設定できた」が「初心者なら誰でも設定できる」に変わっていないか、特に主語と断定の強さを確認してください。未確認の欄が残る場合、その情報を調べるか、その主張を削ってから公開します。
比較記事は同じ条件で比べる
商品Aは実測、商品Bは広告文という比較では、読み手が差を判断しづらくなります。比較軸・確認方法・確認時点を揃え、揃えられない項目はその理由を示します。
- 費用:初期費用だけでなく継続費用の有無も同じ範囲で確認する。
- 機能:読者の目的に必要な機能に限定する。
- 操作性:同じ作業を試せた場合のみ体験として比べる。
- サポート:案内の有無と実際に利用した感想を混同しない。
未使用の商品に点数を付けたり、報酬の高い順を性能ランキングとして見せたりしないことも重要です。順位が必要なければ「用途別の選び方」のほうが説明しやすくなります。
記述例:曖昧な感想を、根拠のある説明へ変える
以下は書き方を示す架空の例で、特定商品の検証結果ではありません。
避けたい例:「このテーマに変えたら簡単に稼げます」
記述の型:「今回確認したのは、固定ページの見出しとボタンを整える作業です。設定手順を記録しましたが、テーマ変更による収益の増減は検証していません」
機能の紹介と収益の因果関係を分けると、説明の範囲が明確になります。DOWELLのAFFINGER7でトップページを作る記事も、作業内容を題材にする際の関連資料としてご覧ください。
公開前に確認する7項目
- 体験談のすべてに元の記録がある。
- 費用・条件の確認先と確認時点が分かる。
- 未使用・未検証の範囲を明記した。
- 不便な点と購入不要な人も説明した。
- 広告リンクを置く場合、広告であることを読み手が分かるようにした。
- 画像の掲載権限と個人情報を確認した。
- リンク先とスマホでの読みやすさを確認した。
レビューの考え方では、Googleも体験を裏付ける情報や読者の判断に役立つ説明を挙げています。ただし、この型を使うだけで検索順位が上がる保証はありません。Google公式:質の高いレビューを書く
まとめ:AIに感想を作らせず、記録を伝わる形にする
まず一つの商品について使用メモを残し、その記録だけで構成を作ってみましょう。材料が足りない部分を発見することもAIの使い道です。文章量を増やすより、読者が選べる根拠を増やすことを優先します。
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2026年9月9日作成。構成・文章の下書きとイメージ画像の制作にAIを使用しています。この記事は記事制作の手順を説明するもので、売上や検索順位を保証するものではありません。
