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ブログ副業は会社にばれる?会社員が確認したい就業規則と税金

会社員のブログ副業を始める前に、就業規則・税金・時間と費用を確認するイメージ

こんにちは、須賀です。

「給料以外の収入を作りたい。でも、ブログで副業をしたら会社に知られるのでは?」と、始める前から不安に感じていませんか。

ブログ副業について「この方法なら会社にばれない」と言い切ることはできません。住民税の納め方だけで、勤務先への届出や就業規則の問題まで解決するわけではないからです。

この記事では、一般企業に勤める会社員がブログ・アフィリエイトを始める前に確認したいことを、勤務先のルール、税金、時間と費用の順に整理します。

先に確認するのは「勤務先のルール」「申告の要否」「無理なく続けられる予算と時間」の3つです。

ブログ副業は会社にばれる?納税方法だけでは判断できない

自宅で取り組めるブログでも、公開プロフィールやSNSの発信、周囲との会話などから活動が知られる可能性はあります。顔や本名を出さなければ必ず分からない、というものでもありません。

また、税金を正しく申告することと、勤務先が求める副業の手続きを済ませることは、別々に確認する必要があります。「所得が少ないから会社への届出も不要」と自己判断しないようにしましょう。

以前の本記事には「会社にばれずに稼げる」「3か月で月10万円」と受け取れる説明がありました。発覚しないことや収益・達成期間を約束できるものではないため、開始前の確認事項を中心に内容を改訂しました。

最初に確認するのは就業規則と副業の届出

まず、就業規則、雇用契約、副業に関する社内規程を確認します。「副業可」という案内があっても、事前の届出や許可、活動内容の報告が必要な場合があります。

  • 広告収入のあるブログ運営は、社内規程の副業に当たるか。
  • 開始前に届出・許可が必要か。提出先や必要な書類は何か。
  • 勤務先と競合する商品・サービスの紹介に制限があるか。
  • 勤務時間外の活動や、会社の機器・資料の利用にどのようなルールがあるか。

厚生労働省の資料では、本業への支障、業務上の秘密の漏えい、競業による会社の利益への影響、名誉・信用を損なう行為などが、副業を禁止・制限し得る事情として整理されています。詳しくは厚生労働省「副業・兼業と労働条件」を確認してください。

アフィリエイトなら就業規則の対象外、という前提では進めないでください。規程を読んでも分からないときは、扱うテーマ、収益の仕組み、予定する作業時間を整理して人事・労務担当者へ確認しましょう。

問い合わせる際は、「勤務時間外に個人ブログで商品を紹介し、広告収入を得る活動を検討しています。必要な手続きを教えてください」と、活動内容が伝わる形にすると確認しやすくなります。公務員など別の服務規律が適用される方は、所属先の担当窓口で確認してください。

副業の「20万円ルール」は収入と所得を分けて考える

ブログの売上と、所得は同じではない

広告報酬などの収入から、税務上認められる必要経費を差し引いた金額が、所得を考える出発点です。例えば業務に係る雑所得は、総収入金額から必要経費を引いて計算します。

仮に年間の収入が30万円、必要経費に当たる金額が12万円なら、差額は18万円です。ただし、これは計算の例であり、この数字だけで申告不要とは判断できません。他の所得や給与の状況も関係します。

また、副業だから必ず雑所得になるとは限らず、事業所得か雑所得かは活動の実態に応じた判断が必要です。基本的な計算は国税庁「雑所得」を確認し、区分に迷う場合は税務署や税理士へ相談してください。

一定の給与所得者には、確定申告が不要となる場合がある

給与収入が年間2,000万円以下で、給与を1か所から受け、その給与に源泉徴収・年末調整が行われる場合、給与所得・退職所得以外の所得の合計が年間20万円以下なら、原則として所得税の確定申告が不要となる制度があります。

20万円は「ブログだけの売上」ではなく、対象となる所得の合計で考えます。給与を2か所以上から受け取る場合などは判定が異なります。自分の条件は国税庁「給与所得者で確定申告が必要な人」で確認しましょう。

医療費控除などのために確定申告をする場合は、この制度で申告不要だった20万円以下の所得も併せて申告する必要があります。国税庁の「確定申告を要しない場合」の説明にも、この点が明記されています。

所得税の申告が不要でも、住民税は別に確認する

「20万円以下なら税金の手続きは何もしなくてよい」という理解は誤りです。所得税の確定申告が不要でも、住民税の申告が必要になる場合があります。

例えば横浜市の副収入に関する住民税の案内でも、所得税と住民税の扱いが異なることが説明されています。申告の要否や方法は、自分の住所地を担当する市区町村に確認してください。

住民税の「自分で納付」を選べば安心、とは限らない

住民税には、給与から差し引いて勤務先が納める「特別徴収」と、本人が納める「普通徴収」があります。

給与・公的年金等以外の所得にかかる住民税については、確定申告などで「自分で納付」を希望する方法があります。ただし、これは納付方法の選択であり、勤務先に副業が知られないことを保証する制度ではありません。

また、副業がアルバイトなどの給与所得なら、ブログの広告収入と同じように選べるとは限りません。横浜市の特別徴収の説明でも、給与・年金以外の所得と給与所得を区別して案内しています。

納付方法を確認するときは、市区町村へ「給与以外にブログの広告収入があります。この所得にかかる住民税の納付方法と、必要な申告を教えてください」と伝えましょう。通知の扱いを含め、実際の所得区分や申告内容に沿って確認することが大切です。

ブログ副業を無理なく始めるための時間と費用

収益が出る前に、固定費の上限を決める

ブログは記事を書けば必ず収益が発生するものではありません。商品選び、調査、記事の制作、集客、公開後の改善が必要で、収益が出ない期間も考えておく必要があります。

サーバー、ドメイン、有料テーマ、AIツール、教材など、使うものを書き出してみましょう。月額だけでなく年額や更新時の料金も見て、収益がゼロでも生活費を圧迫しない予算を先に決めます。

支出したものがすべて必要経費になるわけではありません。私用と業務用を兼ねる費用は、業務に必要な部分を記録などから区分することが求められます。領収書や利用目的を残し、国税庁「必要経費の知識」も確認してください。

「毎日何時間」より、1回で終えられる作業を決める

本業や家事がある中で、毎日長時間を確保するのは簡単ではありません。まずは実際に使える時間を確認し、作業を小さく分けてみましょう。

  • 平日の30分:読者の疑問をひとつ決め、公式資料を確認する。
  • 別の日の30分:見出しを作り、体験や調べた内容をメモする。
  • 休日のまとまった時間:本文を書き、事実・リンク・表示を確認する。

これは進め方の例です。睡眠や本業に影響が出るなら、記事数や作業時間を減らしてください。「月10万円」を期限付きで約束する目標より、最初は「読者の疑問に答える記事を1本仕上げる」と、実行できる目標を置くのがおすすめです。

始める前に「自分の状況」を1枚に整理しておく

勤務先や税務の窓口に相談するときは、質問だけでなく、自分が何をする予定なのかも伝える必要があります。頭の中だけで考えるより、次の内容をメモにすると、確認漏れを減らせます。

勤務先へ確認するためのメモ

たとえば、「休日に個人のパソコンでブログを運営し、自分が使った日用品を紹介する。広告リンク経由で購入があると報酬が発生する。勤務先の名前や業務資料は使わない」というように、活動の内容を具体化します。これは相談用の記入例であり、この内容なら必ず許可されるという意味ではありません。

  • 活動内容:何について書き、どのような仕組みで報酬を得るか。
  • 実施時間:平日・休日それぞれに、どれくらい取り組む予定か。
  • 業務との関係:勤務先の事業、顧客、取引先と関係するテーマか。
  • 利用するもの:個人の機器や資料を使うか。会社の情報が混ざらないか。
  • 確認したい点:開始前の手続き、活動内容が変わった場合の再届出など。

「ブログをやってよいですか」だけでは、趣味の日記なのか、広告収入を得る活動なのかが伝わりません。後から認識の違いが起きないよう、確認した日、担当窓口、回答内容、必要な書類も一緒に控えておきましょう。

税務の窓口へ確認するためのメモ

税金については、給与を受け取っている勤務先の数、年末調整の有無、ブログ以外の収入、経費の内容、医療費控除などで確定申告する予定があるかを整理します。ブログの金額だけを伝えると、申告の要否を判断するための情報が足りないことがあります。

相談したい内容は、「所得税の確定申告が必要か」「住民税の申告が必要か」「何を記録・保存すべきか」のように分けると分かりやすくなります。所得税と住民税では担当窓口が異なるため、どちらの税金について尋ねているかも明確にしてください。

20万円ルールで迷いやすい3つのケース

ここでは、先ほどの制度を理解するための架空の例を紹介します。いずれも個別の申告要否を確定するものではなく、自分の状況と異なる条件があれば、国税庁の案内や窓口での確認が必要です。

ケース1:ブログの所得が18万円だった

給与を1か所から受け、給与収入が2,000万円以下で源泉徴収・年末調整が行われ、対象となる他の所得がない場合を考えます。ブログの所得が18万円なら、原則として所得税の確定申告が不要となる制度の範囲に入る可能性があります。

ただし、「18万円だった」という事実だけで手続きがすべて終わるわけではありません。住民税の申告は別に確認します。さらに、医療費控除などのために確定申告をするなら、この18万円も併せて申告する必要があります。申告する予定の有無まで含めて考えることがポイントです。

ケース2:ブログ以外にも報酬があった

例えば、ブログの所得が18万円、別の執筆業務による雑所得が5万円なら、両方を合わせると23万円です。どちらも判定の対象となる所得であれば、ブログだけを見て「20万円以下だから大丈夫」と考えることはできません。

複数のASPや広告サービスを使っている場合も、サービスごとに別々の20万円枠があるわけではありません。収入の入口が増えたら、一覧表に追加して全体を把握しましょう。先ほど示した給与所得者の条件に当てはまり、対象所得の合計が20万円を超える場合は、原則として確定申告が必要です。

ケース3:ブログに加えてアルバイトもしている

アルバイト先から給与を受け取る場合は、「ブログの所得」と「もうひとつの給与」を同じ方法で計算しないようにします。給与を2か所以上から受ける人については、年末調整されなかった給与の収入金額と、給与・退職所得以外の所得金額を用いる判定があり、例外も設けられています。

自分で一律に20万円を差し引いたり、アルバイトの給与からブログの経費を引いたりせず、各勤務先の源泉徴収票とブログの収支をそろえて確認してください。住民税の納付方法についても、給与所得と広告収入を分けて相談する必要があります。

収入が少ないうちから、記録を残す仕組みを作る

年末になってから「どのサービスでいくら報酬があったか」「この支出は何のためだったか」を思い出すのは大変です。報酬が少ない時期から、月に一度まとめる習慣を作っておくと、申告の確認や継続の判断に使いやすくなります。

記録する項目の例は、日付、サービス名、報酬の状態、金額、入金日、支出の内容、証拠となる明細の保存場所です。表計算ソフトでも会計ソフトでも構いませんが、後から根拠をたどれる形にしておきましょう。

アフィリエイトの管理画面には「発生」「確定・承認」「支払予定」など、意味の異なる数字が並ぶことがあります。画面の表示額と銀行への入金額を同じものとして扱わず、明細を残してください。どの時点でその年の収入に計上するかは、契約内容や適用される税務上の扱いを確認する必要があり、単に入金日だけで決めつけないことが大切です。

支出についても、金額だけでなく利用目的を短く書いておきます。「記事の検証に使ったサービス」「ブログ運営用のサーバー」など、活動との関係を説明できるメモが役立ちます。私生活でも使うものは、業務で使った範囲をどう区分したかも残し、判断に迷う支出はまとめて税務署や税理士へ確認しましょう。

最初の1か月は、生活に組み込めるかを確かめる

最初から毎日更新を目標にすると、調査や見直しの時間が足りなくなることがあります。まずは1か月を試行期間にして、収益額だけでなく「生活を崩さずに1記事を完成できるか」を確かめてみましょう。次は、勤務先で必要な確認を済ませた後の進め方の例です。

  • 1週目:作業に使える時間と固定費を確認し、扱うテーマをひとつ選ぶ。
  • 2週目:読者の疑問、公式資料、自分の使用メモを集める。
  • 3週目:見出しと本文を作り、説明が不足している部分を補う。
  • 4週目:事実・広告条件・リンク・スマホ表示を確認し、公開後の見直し日を決める。

この日程どおりに進める必要はありません。調べることが多いテーマなら、調査だけで1か月かかっても構いません。反対に、すでに経験や資料がそろっていれば、もっと短い周期で進められる場合もあります。記事数に合わせて事実確認を省くことは避けましょう。

振り返りでは、実際にかかった時間、予定外に支払った費用、疲労感、家族との予定への影響をメモします。「書く時間は取れたが、画像やリンクの確認まで回らなかった」なら、次は本文を短い単位で進め、確認の時間を先に確保する、といった調整ができます。

続けられるかどうかは、やる気だけでなく、時間・費用・体調を含めて判断しましょう。本業に支障が出ている場合や、収益を期待して支出だけが増えている場合は、作業量や契約中のサービスを見直す機会です。

会社員のブログ副業でよくある疑問

会社の仕事内容を、そのまま記事にしてもよいですか?

仕事で身につけた一般的な知識と、勤務先や顧客の非公開情報を分けて考えてください。社名を伏せても、画面、数値、案件の経緯などの組み合わせで関係先が分かる可能性があります。業務資料を私物の端末へ持ち出したり、AIへ入力したりする前に、社内の情報管理ルールを確認する必要があります。

AIを使えば、調査や確認の時間を省けますか?

AIはメモの整理や見出し案づくりに役立ちますが、商品の条件、価格、税務情報、自分の体験まで正しいと保証するものではありません。まず自分で確認した資料を用意し、AIには整理を手伝ってもらうと使いやすくなります。文章が自然でも、根拠のない数字や体験談が混ざっていないかを確認しましょう。

副業を始める前に、有料教材や高機能なツールは必要ですか?

最初から一式をそろえる必要はありません。何をするための費用なのか、今の手段ではどこが不足しているのかを整理してから検討してください。更新料金や解約条件も含めて比較し、「購入すれば稼げるはず」という期待だけで予算を増やさないことが大切です。

準備ができたら、最初の1記事へ進もう

開始前に、次の項目をひとつずつ確認してみてください。

  • 勤務先の規程を確認し、必要な届出・許可の手続きを把握した。
  • 会社や顧客の非公開情報を記事に使わない方針を決めた。
  • 収入・支出の記録方法と、税務の相談先を確認した。
  • 継続できる予算と、生活に無理のない作業時間を決めた。
  • 自分の経験をもとに、誰のどんな疑問に答えるかを決めた。

ブログで何を紹介し、どの順番で記事を作るかは、AIを活用したブログアフィリエイトの始め方|商品選びから記事改善までの5ステップで詳しく整理しています。AIを使う場合も、勤務先の機密情報や個人情報を入力せず、自分で内容を確認して公開しましょう。

WordPressで運営する方は、記事が増える前に保存方法も決めておくと安心です。プラグインなしでWordPressをバックアップする方法では、ファイルとデータベースを保存する手順を紹介しています。

会社員のブログ副業は、勤務先での確認と税務の準備を済ませ、続けられる範囲で始めることが大切です。まずは就業規則を確認し、自分に必要な手続きを整理するところから進めてみてください。

※2026年9月23日に公的資料を確認して更新しました。個別の就業規則の解釈や税務判断は、勤務先の担当窓口、税務署・税理士、住所地の市区町村へご確認ください。

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  • この記事を書いた人

須賀ともひろ

AI×ブログ×メルマガを実践する「DOWELL!」運営者。自分の知識や経験を収益につなげる仕組みを、実体験をもとに発信しています。ブログ運営・AI活用・情報発信を、初心者にもわかりやすく解説しています。

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