「AIに稼げるキーワードを聞いたけれど、どれを選べばよいか分からない」。候補が増えるほど、記事を書き始められなくなることがあります。
商品・キーワード選びで大切なのは、AIに正解を決めてもらうのではなく、候補を整理させ、自分で根拠を確認することです。検索数が多そうな言葉や報酬の高い案件より先に、「誰の何を解決するのか」を決めましょう。
この記事では、読者の悩みから商品と記事テーマを選ぶ手順、AIへの指示文、記入用シートを紹介します。掲載するキーワードは考え方を説明する例で、検索ボリュームや上位表示の可能性を測定した結果ではありません。
全体の流れを先に知りたい方は、AIブログアフィリエイトの始め方・5ステップをご覧ください。本記事は、その最初の「何を紹介し、何を書くか」を深掘りします。
AIの役割は候補出し。需要と案件条件は別に確認する

AIは、経験のメモを読者の疑問へ変換したり、似たキーワードを分類したりする補助に使えます。一方、根拠を渡していないのに出てきた「月間検索数」「承認率」「競合が弱い」という数字や評価は、そのまま判断材料にできません。
- AIが出すもの:仮説、言い換え、整理案、確認すべき項目。
- 自分で集めるもの:公式の商品情報、ASPの案件条件、検索結果、利用できる検索データ、自分の体験。
- 最終的に決めること:読者に役立ち、自分が責任を持って説明できるテーマかどうか。
候補の数より、「採用する理由」を残せる状態を目指します。まずは商品候補を2〜3個、記事候補を5〜10個ほどに絞って始めると確認しやすくなります。
手順1:自分の経験を、具体的な読者の悩みに変える
最初に、使ったことのある商品、解決した作業、困ったことを書き出します。「ブログ初心者」のような広い属性だけでなく、どの場面で止まっている人かまで考えます。
たとえば「WordPressのトップページを整えたいが、設定項目が多くて迷っている人」なら、デザイン例、設定手順、必要な準備が記事候補になります。単に「WordPressに興味がある人」より、必要な情報を決めやすくなります。
次の経験メモから、読者が困りそうな場面を5つ整理してください。
経験メモ:[実際に行った作業・困ったこと・解決したこと]
各候補を「読者の状況/困りごと/知りたいこと/自分が説明できる根拠」で出してください。
メモにない経験や実績は作らないでください。
検索数や収益性は推測せず、確認が必要な点を示してください。
出力を見て「自分も実際に困った」「写真やメモを出せる」と思える悩みを一つ選びます。AIが作った架空の読者像だけで進めず、問い合わせや自分の経験とも照らし合わせましょう。
手順2:商品を選ぶ前に「買わなくても解決できるか」を考える
読者の悩みが、無料の設定変更だけで解決する場合もあります。商品紹介ありきにせず、購入が必要なケースと不要なケースを分けると、記事の説明が誠実になります。
商品を候補に残すときは、次の順番で確認します。
- 適合性:その悩みの解決に役立つ機能や特徴があるか。
- 説明できる根拠:自分の使用経験、確認可能な公式資料があるか。
- 利用者の負担:初期費用、更新費用、必要な環境、学習の手間はどうか。
- 紹介条件:提携の可否、成果条件、否認条件、掲載ルールを確認できるか。
- 継続性:販売や提供が続いており、記事を更新できるか。
報酬単価は重要ですが、単価だけで「稼げる」とは判断できません。高単価でも対象読者に合わなければ、無理な紹介になってしまいます。案件情報は実際のASP画面や広告主の案内で確認し、非公開情報を記事やAIへ不用意に転載しないでください。
記入して使える商品選定シート
候補ごとに下の項目をメモ帳や表計算ソフトへコピーして使えます。分からない項目をAIに埋めさせず、「未確認」と残すのがポイントです。
商品名:
解決したい読者の悩み:
紹介する理由:
向いている人/向いていない人:
購入しない場合の代替案:
自分で使用した範囲:
公式資料のURL・確認日:
利用費用・更新条件:
提携可否・成果条件・掲載ルールの確認状況:
記事へ載せられる独自の写真・メモ:
未確認の点:
判断:採用/保留/見送り
判断した理由:
「採用」は売れる保証ではなく、調査・記事制作を進める判断です。公式情報が不足している、説明できない条件がある、といった場合は保留にします。
手順3:検索する人の目的ごとにキーワードを分ける
同じ商品名を含んでいても、検索する目的は異なります。候補を次の3種類に分けると、記事に何を書くかが整理しやすくなります。
- 悩みの解決:例「WordPress トップページ 作り方」。まず方法を知りたい。
- 比較・検討:例「AFFINGER7 レビュー」。導入するか判断したい。
- 利用中の疑問:例「AFFINGER7 スマホ 表示」。購入後の問題を解決したい可能性がある。
上は検索意図の仮説です。実際の検索結果には複数の目的が混ざる場合もあります。商品名が入っているから購入直前、と決めつけないようにします。
対象読者:[状況]
悩み:[具体的な困りごと]
商品候補:[名称と確認済みの特徴]
記事のキーワード候補を10個まで出してください。
「悩みの解決/比較・検討/利用中の疑問」に分け、
各候補に、読者が知りたいこと・記事で答えることを添えてください。
検索数、競合難易度、収益額は作らないでください。
似た目的の候補はまとめ、商品購入が不要な候補も区別してください。
表記が少し違うだけで同じ疑問に答える候補は、別記事に分けず、まず一つの記事で扱えないか検討します。キーワードの数と必要な記事数は同じではありません。
手順4:検索結果とデータで候補を確かめる
候補を実際に検索し、どんな形式のページが表示されるか確認します。手順記事、比較記事、公式ページ、動画などの違いを見て、読者が必要としそうな説明を考えます。上位記事の見出しをコピーするための作業ではありません。
- 自分の想定した悩みに答えるページが並んでいるか。
- 新しい仕様の確認や、実際の操作画像が必要か。
- 自分の経験で、追加できる説明や注意点があるか。
- すでに自分のサイトに、同じ疑問へ答える記事がないか。
検索結果は条件や時期で変わるため、確認日と調べた言葉を記録します。「検索結果が少ないから簡単」「個人ブログがあるから勝てる」といった一つの特徴だけで判断しないようにします。
検索数の目安を調べる方法として、Googleのキーワードプランナーがあります。ただし、広告向けのツールであり、表示される見積もりをそのまま自然検索での集客数や売上に置き換えることはできません。利用条件・操作は公式ヘルプを確認してください。調査のためだけに広告を出稿する必要があると決めつけないことも大切です。
すでに運営中のサイトなら、Search Consoleの検索パフォーマンスから、自サイトが表示された検索語句やクリックなどを確認できます。これは市場全体の検索数ではありません。Search Console公式ヘルプも参考になります。
十分なデータがなくても、読者との関連性と自分が説明できる根拠を確認して、小さく試すことはできます。その場合は「需要確認済み」ではなく、検証する仮説として扱います。
実践例:AFFINGER7を題材に、記事の役割を分ける

DOWELLではAFFINGER7の導入やトップページの調整を題材にしています。その経験から、例えば次のように記事の役割を分けられます。
- 導入を迷う人:導入レビューと購入前の注意点で判断材料を届ける。
- 見た目を整えたい人:トップページの作り方で作業の進め方を説明する。
- スマホで崩れる人:スマホ表示の確認手順で原因を切り分ける。
同じテーマの商品でも、すべての記事で購入を強く勧める必要はありません。利用中の疑問を持つ人には、問題の解決を先に届けます。これらは制作内容から分けた実例で、検索順位や成約率の優劣を示したものではありません。
手順5:最初に書く1記事を決める
候補を確認したら、「読者との関連性」「独自の根拠」「調査の準備状況」の3点で順番を決めます。これは本記事で提案する編集上の判断軸で、SEOの公式な点数ではありません。
- 優先:読者の悩みが明確で、写真や使用メモがあり、情報を確認できている。
- 保留:関連性はあるが、試用や条件の確認が足りない。
- 見送り:サイトの読者と合わない、商品を説明できない、紹介する理由が報酬以外にない。
最後に、次の一文を完成させてください。
[状況]にいる読者が、[悩み]を解決・判断できるように、[自分の根拠]を使って、[記事の主題]を説明する。
例:「トップページを作りたい読者が作業の順番を判断できるように、制作時のメモを使って、固定ページの構成と確認手順を説明する」。ここまで決まれば、AIへ構成を依頼する際のぶれを減らせます。
商品・キーワード選びで避けたい3つの失敗
AIが出した数字を、実測値として使う
検索数や承認率は出典と確認条件を残します。不明なものは推測で埋めず、判断を保留します。
報酬の高さだけで、未経験の分野へ広げる
高単価でも、自分が正確に説明できない商品は無理に紹介しません。読者への影響が大きい分野では、専門性や確認の負担も考えます。
似たキーワードごとに、同じ記事を増やす
同じ疑問に答えるなら統合を検討します。新規記事より、既存記事へ不足している説明を追加するほうが適切な場合もあります。
まとめ:候補を増やすより、選ぶ理由を残そう
AIで商品・キーワードを選ぶときは、①経験から悩みを整理する、②商品との相性と条件を確認する、③検索する目的で候補を分ける、④検索結果やデータを確認する、⑤根拠のある1記事を選ぶ、という順番で進めます。
まず商品選定シートを一つ埋め、キーワード候補を3つに絞ってみてください。AIは整理役、最終判断は自分が担当する。この分担が、根拠のない「稼げるキーワード探し」から抜け出す第一歩になります。
記事制作から公開後の改善までの流れは、AIブログアフィリエイト入門へ戻って確認できます。
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2026年9月9日作成。本文の構成・下書きとイメージ画像の制作にAIを使用しています。例示したキーワードは検索数・収益性の調査結果ではなく、掲載手順は上位表示や収益を保証しません。
