サイトの運営を始めると、SNSの共有や、記事のコメント管理、セキュリティ、サイトの活動量の管理など、多種多様な業務が発生します。
それらを個別にWordPressに導入するのはとても手間と時間がかかるもの……。
そんなときはワードプレスのプラグイン「Jetpack」がオススメです。
必要な機能がパッケージで用意されるので、手間なく設定が可能です。
ワードプレスサイトのアクセス解析にはGoogleアナリティクスを利用している方が多いと思いますが、正直わかりずらいですし、いちいちアナリティクスにログインするもの面倒ですよね。
「Jetpack」はワードプレスのダッシュボードにログインするだけで、アクセス解析が見れるのでとても便利!
しかも、日々のアクセス数は勿論
[aside type=”warning”]・リファラ(流入経路)
・ページごとのアクセス数
・サイト内でクリックされたURL
・検索キーワード
[/aside]なども一発で確認することが出来るのです!
「Jetpack」はより強力な機能の有無で有料版などもありますが、無料版でも最低限の機能が提供されるのでご安心を。
まずは「Jetpack by WordPress.com」を導入するとことから初めてみましょう!
Jetpackはプラグインを統括するパッケージのような存在
記事が投稿されるたびにSNSへの自動送信したり、PVを確認したりなどの多種多様な機能が一度のインストールで可能になる「Jetpack」。
まずはインストールの流れをチェックしましょう。
ダッシュボード→プラグイン→新規追加→「Jetpack」で検索します。
画像のようなアイコンのプラグインを選択してインストールし、有効化します。
すると、「Jetpack」の提供先である、WordPress.comへの接続が求められます。
JetpackはWordPressのアカウントを利用することが前提となっています。
必要に応じてアカウントの作成、ログインを行い、「続ける」のボタンをクリックします。
まずは無料でJetpackを使ってみよう!
続けて、グレードを選択する画面になります。
大きく、有料のプランが提示されますが(①)、下部にある「無料プランでスタート→」(②)を押して、進みましょう。
Jetpackは、Jetpackのサイト(アカウント)を作り、そこで自分のWordPressの情報を管理する、というタイプのツールです。
Jetpackがオススメする機能を有効化しましょう。
これで導入は完了しました。
ここでは簡単に各ツールの説明を行います。
有料のプランをはじめ、非常に多岐にわたる機能があるため、自分が使っているプラグインとバッティングすることがあるので、自分のWordPressのコンディションを考えながら、設定をじっくり行うようにしましょう。
右上にある「設定」のボタン(①)を押した画面です。
上部に「執筆」「共有」「ディスカッション」「トラフィック」「セキュリティ」というタブが登場しますので、まずは「執筆」(②)を選択します。
ここでは、画像の読み込みが高速化する「画像を私たちのサーバーから提供」のみオンにしました(③)。
記事を投稿してわざわざSNSにリンクを設定する作業って結構面倒ですよね?
「共有」では、WordPressで投稿した記事を自動的にFacebookやTwitterへ投稿できる設定が行えます。
自身のメディアのアカウントを必要に応じて設定しましょう。
SNSではなく、WordPressサイト上でユーザーとのコミュニケーションを行うための設定も可能です。
「ディスカッション」では、どのようにコメントを残すかなどの設定が可能です。
GoogleAnalyticsを導入していれば、あまり必要ないかもしれませんが、初期の段階では、Jetpackの「トラフィック」でもサイトの動向を十分に把握できます。
WordPressは世界的にもっともシェアの高いCMSです。
それだけに導入しているWordPress自体への攻撃も多い、というのがWordPressのウィークポイントです。
積極的にセキュリティを高めましょう。
Jetpackではセキュリティに関しては有料版での対応がほとんどですので、必要に応じて検討しましょう。
まとめ
以上、「Jetpack by WordPress.com」のインストールから簡単な基礎的な設定の流れでした。
SNSと連携して拡散を行うことはもはや当たり前ですので、その作業を効率化する、ということだけでも価値があります。
また、サイトのPVの状況を確認することも、Analyticsに比べ、わかりやすいインタフェースなので、まずはJetpackで始めることをオススメします。
Jetpackは、非常に多機能なパッケージなので、じっくり設定してみましょう。