ブログ記事内で最もユーザーが離脱するタイミングと言えば、記事を読み終えた後ではないでしょうか。
記事を読み終え、
「なるほど」
「フムフム」
と一息ついた後、ユーザーは次の行動に移ります。
(記事を読み終えず、途中離脱されることもよくありますが・・・苦笑)
例えば、
・今開いているブログを閉じ、次のブログを探す
・面白い記事だったから、もう少し別の記事を読んで見る |
と言うように、今いるサイトを閉じるか滞在するかのどちらかだと思います。
勿論、僕達サイト運営者はユーザーになるべく滞在してもらえるよう、工夫を凝らさなくてはなりません。
その工夫の一つが記事下の活用。
記事下を上手に活用することにより、ユーザーの滞在時間を上げ、紹介したい商品等の成約数を伸ばすことも出来ます。
そこで本記事では、ブログの記事下(フッター)を有効活用し、アクセスアップや収益を高める方法をご紹介していきます。
「今より売上を伸ばしたい!」
と思っているのであれば、是非参考にして下さいね。
コメント欄は必要か?
突然ですがあなたのブログにコメント欄は設置していますか?
デフォルトの状態ではブログの記事下にはコメント欄が表示されますよね。
そして、このコメント欄は結構なスペースを使います。
例えばこんな感じ。
スマホ表示の場合はほぼ1画面を要して表示されます。
では、もう一つ質問します。
あなたのブログにはコメントが付きますか?
当サイトのように、アフィリエイト情報発信ブログにはコメント周りをしている方からたまにコメントが寄せられますが、基本的にコメントを送ってくる読者は殆どいません。
なので、これだけスペースを使うコメント欄を僕は載せるべきではないと思います。
コメント欄があることによって、離脱する可能性も十分考えられますからね。
それよりも、記事下をすっきりさせユーザビリティーを高める工夫をするべきではないでしょうか。
収益率を高める記事下活用方法3選
それでは次に、具体的な記事下活用方法を3つご紹介していきます。
1:サムネイル付き関連画像の掲載
先程申し上げた通り、記事下はユーザーに離脱されやすい箇所です。
なので、ここを上手に活用することにより、滞在時間を上げることに繋がります。
では、どうすればユーザーは滞在したいと思うのか?
それは、ズバリ興味を惹くことでしょう。
「あっ!それ読んでみたい」
と思わせることが重要なのですね。
そこでおすすめしたいのが、記事下にサムネイル付き関連画像の表示。
やはり、人は画像に目を惹きます。
スマホでサイトをスクロールしながら読んでいる時も、かわいい女の子の画像があると、ピクっと手が止まりますよね(笑)。
ちなみに女性画像で最も見られる部位は「目」のようです。
逆に女性の目がアップになっている画像を使えばクリック率が高まるという訳ですね。
さて、画像を掲載しつつ、関連コンテンツに誘導する最もポピュラーな手法が記事下のサムネイル付き関連記事。
「WordPress Related Posts」というプラグインを使えば簡単に記事下にサムネイル付き関連記事を表示させることが可能です。
[kanren postid=”1301″]もしくは当サイトで現在活用しているワードプレステンプレートの「ハミングバード」や無料テンプレートでよく利用されている「スティンガー」、「シンプリシティー」等ではデフォルトの状態でサムネイル付き関連記事を自動表示してくれます。
もしも、記事下にサムネイル付きの関連記事が自動表示されない場合は、プラグインを活用して表示するようにして下さいね。
2:テキストリンクできちんと誘導
サムネイル付きの関連記事を設置したらそれで終わりという訳ではありません。
基本的にユーザーはこちらが思っているように行動してはくれません。
なので、関連記事があるから読んでもらえるというのは間違い。
殆どのユーザーが読まずにサイトを閉じてしまうのが現状です。
だからこそ、さらにユーザーをサイト内に誘導する工夫を施す必要があります。
そこで、関連する記事及び紹介したい記事への誘導をきちんとした文言で行動を促すことをおすすめします。
具体的にはアンカーテキストを用いて内部リンクを設置するということですね。
そして、ユーザーの興味を惹くよう、文言も工夫しましょう。
⇒関連記事はこちら
と言うような味気ない文言よりも、ユーザーが思わずクリックしたくなるようなアンカーテキストを設置すると良いでしょう。
*思わずクリックしたくなるタイトルの作成方法は下記を参考にして下さい。
[kanren postid=”5174″]
3:CATの設置
最後に記事下にはきちんとCTAを設置することをおすすめします。
CTAとは、Call To Action(コール トゥ アクション)の略で、「行動喚起」と訳される。 Webサイトの訪問者を具体的な行動に誘導すること。 もしくは、具体的な行動を喚起する、Webサイト上に設置されたイメージやテキストのことをいう。
出典:マーケティング用語集
つまり、きちんと行動を促すことによって、ユーザーの行動は大きく変わってくるのです。
例えば、メルマガに登録してほしいなら「登録はこちら」とハッキリ明記するべきですし、紹介したい商品があるなら「詳細はこちら」などの文言は必須と言う訳です。
記事下にバナー広告だけ設置していても、ユーザーは画像なのか、画像リンクなのかの判断は付きません。
サイト運営者は当然わかっている訳ですが、初めて訪れたユーザーは知るすべがないのです。
だから、ユーザーファーストのサイト運営を目指すという意味でも、ユーザビリティーを高める意識は重要なのです。
ちなみに、僕の運営しているサイトにアドセンス広告と併用して、ASPのバナーを設置しましたが殆ど売れませんでした(笑)
やはり、きちんとユーザーの悩みに共感し、商品の必要性を訴えなければ購入されることは殆どないのです。
逆に、記事下にミニLPを作成するようにしてから、面白いように商品が成約されるようになりました。
アドセンス報酬を併用してASPからの報酬を獲得したいのであれば、CTAを設置し、商品の必要性等を訴えると良いですよ。
まとめ
以上、記事下の活用方法と具体例をお伝えしました。
記事下を上手に活用することにより、アクセス数や収益はガラっと変わってきます。
特にアドセンスサイトを運営している方は記事下に広告を設置していますが、CTAを設置しているサイトは殆どありません。
ユーザーに遠慮する必要なんてないですからね。
あなたのサイトに訪れたユーザーの満足度を最大限に高めるためにも、見てほしいコンテンツへは誘導は積極的にするようにして下さい。
僕達サイト運営者はついつい独りよがりになる傾向があるので、ユーザーへの配慮を常に意識して日々のサイトを運営していきましょう。